我が家は、北陸のとても寒い地域に住んでいます。
そして寒い地域とはいえ、夏はたまに日本一の暑さになるという困った感じ(笑)
だから室外機のことは年中通して悩みつつ、いろんな対策を実行してきました。
ネットの情報や実際やってみることのギャップなどもありますので、経験踏まえて紹介してみますね!
今回の記事では、室外機に水をかけると冷えるのか?
故障の原因にはならないのか?
節電や効率のよい使用方法などをご紹介します。
室外機に水をかけると良く冷える?故障の原因にならない?
極端に暑い時、極端に寒い時に、エアコンの機能が弱くなる・使えなくなるのは室外機が原因です。
今からおうちを建てるつもりの人は、ぜったい室外機の場所、確認したほうがよいです。
うちは、二階の部屋のエアコンと一階の部屋のエアコンの室外機のある場所が全然違うんです。
だからこそ、室外機によってどれだけエアコンの稼働やパワーが変わるのか身をもって感じています。
もう設置してあるのでどうしようもない話なのですが、室外機は、影になるところ、風が通るところ、できるのであれば高い位置がポイントだと私は思っています。
影と風の通りは夏の冷房を涼しくするため、高い位置というのは雪で埋もれてしまわない用に・・・というところです。
実際、その時に室外機を触ってみてください。
室外機自体が熱くなっていたり、冷たくなっています。
そして室外機の空気の入り口も、熱風や寒風になってしまっています。
こうなると完全に機能しなくなってしまいますね。
そこで、室外機に水をかけるとよいのではないかという話があります。
結論からいうと、ダメではないのです・・・が、むやみにかけると故障につながることも間違いない事実です。
ですので、まずエアコンを冷やしたい時の対策を順序を追って言うと、
①室外機の上の部分に専用の傘を購入(アルミの敷物など)。そして直射日光を避ける
②室外機周りの雑草や物などを避けて、室外機のまわりは何もおかず風とおりを良くする
③タオルに水を付けて、そのタオルを室外機の天板に置く
これが一番いい方法たちです。
ちなみに私はむかしガラス張りのレストランで働いていて、まったく冷房が機能したなかった時があります。
このお店は、室外機がいくつもありますが、それが向かい合っているので、熱風をお互い入れ合うという最悪な立て方。
夏になんども業務用氷を何百個も直接ぶっかけて冷やしていましたが、効果は一瞬でした。
故障はたまたましなかったものの、業者さんには故障案件ですといわれましたね(笑)
節電や効率の良い使用方法とは!
①まずは室外機周りの整理整頓掃除
風を通しやすいようにしておきましょう。
室外機の前の風が出てくるところをふさいでいると効率が非常に悪くなりますので、周りには何も置かないのがベストです。
②室外機用日よけ
これは効果があります。
ただ、いろんなものが販売されているので注意してください!
日光があたって熱くなるのは室外機の天版なので、上を日よけしてください。
たまに、室外機全体をカバーするものがありますが、前方部分の風が出るところがふさがれると意味がありませんので、お気を付けください。
実際にこの日よけで年間5%の電気代削減になるのです!
ま、そもそも日よけで来ている場所に最初に置けるのが一番理想なんですが‥(笑)
昔はよくすだれをななめに掛けているのを見かけた気がします。
こういうことだったんですね!
③まわりに打ち水をする
室外機そのものに水をかけると故障の恐れがあります。
ですので、下やまわりなどに打ち水をして、なんとなく周囲が涼しくなるようにしておくと少しは効率も変わってきます。
今年の夏、とっても暑い日があって何をしてもエアコンの効果が弱かった日がありまして。
わたし、氷を大量にバケツに入れ、室外機の下に置いておき、水タオルを室外機の上に置きました。
少しだけですが、効果はあったように思いますよ。
ただ、かなりな自己流なので、あしからず(笑)
まとめ
室外機に水をかけると冷える・・というのは嘘ではないのですが故障の危険があるので、直接かけるのは避けておいたほうがよいと思います。
対策としては、室外機の周りの整理整頓、室外機の日よけ、室外機のまわりを打ち水などで冷やす、水で絞ったタオルを室外機の上に置くなどの対策です。
特に日よけに関しては、電気代削減年間5%の役割も果たしてくれるので、いい方法ですよね。
なんとか室外機対策を実践して熱い夏の日を乗り切り、電気代も削減していきましょう。
ちなみに冬の対策にも室外機はありますので、雪の地域の人は、チェックしておいたほうがよいですよ!