ポインセチアってかわいいお花ですよね!
家にあるととっても華やかになるし、心が豊かな気分になります。
実はたくさんの色があるって知っていましたか?
赤がクリスマスカラーで定番なのですが、白やピンクなどの色もあるんですよ!
そしてポインセチアは比較的育てやすいと昔から言われているお花です。
しかし!私は数回枯れさせてしまったことがあります(笑)
でも最終的にチャレンジしたときは見事咲き誇ってくれましたよ。
そんなに育てるのは難しくないとはいえ、環境や水やりの頻度、虫などの配慮は必要ですよね。
今回の記事では、ポインセチアの寿命、枯れる原因の温度、光、水、虫、環境などのこと、枯れたポインセチアを復活させる方法などを紹介していきます。
ポインセチアの寿命は何年?
クリスマスが近づいてくると街中にレプリカのポインセチアをよく見るようになります。
ポインセチアはすでにクリスマスの花と言っても良いくらい代表的ですよね。
いたるところで見かけるし、包装などのリボンやアクセントもポインセチアになっていることも多々ありますよね。
でもポンセチアって実は栽培がとっても難しいものなのです。
本当は丁寧に育てて優しく扱っていれば、寿命は5年~10年の間で楽しめる時間も長いのですが、そこまで長く育てられる人はなかなかいないです。
1~3年までで枯らしてしまうのは、だいたいが管理方法のどこかに穴があるから。
ポインセチアの栽培難度は高く、手入れや環境の変化ですぐに枯れてしまうのです。
なぜなら、ポインセチアって、元々はメキシコのもので、年間を通じて日本と比べてかなり温暖な地域のものなのです。
だから地域差が出るので、管理や手入れは綿密に行わないといけないものなのです。
すぐ枯れてしまうにはやっぱりそれなりの原因があるからなのです。
枯れる原因を以下に説明していきますね!
それと、あのポインセチアの赤い部分は、花ではなく、葉っぱなんですよ!
驚きですよね。キレイな葉っぱ!
ポインセチアが枯れる原因その1 寒さ
上記でお伝えしたように、ポインセチアはもともとメキシコのもの。
メキシコと言えば年間を通じて温暖な気候であることが特色です。
ですので日本で育てるなら、冬には最低15度はある場所で室内が厳守なんです。
できれば20度ある暖房の効いた部屋が良いですね。
そして夜や外出時など、暖房を消してしまう、そのタイミングで枯れることがよくある現象なので、ずっと温度を保つ必要性があるということです。
そしてポインセチアは、日本ではクリスマスなので秋冬に育て始める人が多いのです。
秋冬は基本的には水やりは少な目で室内の15度以上あるところ、かつ日当たりの良いところに置きましょう。
注意は窓際に置かないこと。
窓際は日中あたたかいですが、いっきに夕方から温度が下がり夜はかなり低くなります。
昼は窓際で、寝る前に少し場所をずらしてあげましょう。
しかし!秋冬にかけて室内に入れるのはよいですが、エアコンの効きすぎで、乾燥が過剰になってくることもあり得ます。
なるべく風は直接当たらないような場所にすることと、霧吹きなどで葉っぱに水を吹きかける事も数回意識しながら行っていきましょう。
のちにでてきますが、霧吹きを葉っぱにすることで、虫も退治できますので一石二鳥です。
ポインセチアが枯れる原因その2 光が足りない
ポインセチアには光が必要。
つまり光合成ですね。
これはポインセチアに限らず、どの植物も必ず必要なものになってきます。
日が当たらない玄関の中や家の裏などに栽培しているとあっという間に枯れてしまいます。
そしてポインセチアのあの真っ赤な色は日当たりが一番左右するのです。
ポインセチアは日が短くなると赤くなる性質を持っています。
ポインセチアはあそこまで赤くなるには最低9時間光を浴び、一日の光を当たる時間が12時間以下になることで赤色になるのです。
だからよるは真っ暗になるのがいいので、段ボールを被せたり、軽い布を被せたりする人もいます。
ポインセチアが枯れる原因その3 水
ポインセチアを枯らす人で多い理由の大半が実は「水のやりすぎ」です。
葉っぱがしおれたり色が少し変色すると、ついつい水分不足だと思って水を加えるのですが、実は水がまだ下にたまっていて乾かず、水分がありすぎて窒息してしまっている状態なのです。
水をやりすぎることで、枯らすスピードが速くなります。
これはポインセチアだけでなく、植物全般を栽培するにあたって初心者さんが陥りやすい枯らす原因になっています。
水のあげる量は、鉢などの素材によっても乾きやすい、乾きにくいということがありますので、その辺も配慮が必要になってきます。
基本的に鉢植えの場合は、鉢の土が乾いたら鉢の底から流れ出てくるくらいまでたっぷり水をやります。
午前中が適していて、寒い時期は水をあまりやらず乾燥くらいでOKなんです。
夏に関しては場所により乾燥しすぎるので水は多めです。
それか一日2回の水やりでも良いです。
水のやりすぎで根腐れを起こすのもまた特徴にあります。
葉っぱが落ち始めたら根腐れの危険があるというのは一般的なのですが、他にも症状はあるのです。
株あたりから下が柔らかくなりすぎている、土の匂いがカビっぽい、土の水はけがよくなくなっているという症状がでていたら根腐れの危険があります。
万が一根腐れに早めに気づけたら、植え替えで復活させることはできますので、早めに対処しましょう。
ポインセチアが枯れる原因その4 虫
ポインセチアが枯れる原因として虫というのもあります。
この虫がつくことで、株自体が弱ってしまうので枯れてしまいます。
この虫がつくのは、水のやりすぎによるものが原因になりがちで、カビや害虫などがわいてしまうのです。
そして根っこを痛める事になり、枯れていくのですね。
それと、葉っぱにつく害虫でポインセチアに寄生しがちなのは、オンシツコナジラミ、カイガラムシ、アブラムシが要注意です。
特にカイガラムシが厄介なのです。
カイガラムシは繁殖スピードが速い!
すぐに駆除しないと数にやられてしまいます。
カイガラムシが成長して成虫になると薬剤が利かなくなってしまうので、早めに対処をしましょう。
もしすでに成虫のものを見つけたら、歯ブラシでこすり落とすのが一番良いです。
有機殺虫剤はそんなに強い物ではないので、頻繁に定期的に葉っぱに散布してあげると良いのです。
ポインセチアが枯れる原因その5 環境の変化
ポインセチアは環境の変化に弱いのです。
したがって植え替えは必要なのですが、慎重に丁寧に行いましょう。
もともとメキシコという温暖な地域のものなのにも関わらず、日本にあるので寒暖差でまずかなり参っていますよね。
植え替えをする前に少し剪定をしておくとあとあと楽です。
今までよりも大きな鉢を用意して、まず株を抜き取ります。
そして根をチェックしてください。
生きていない根っこはここで切り落としてしまいましょう。
そしてできるだけ土を払い落とします。
そして新しい鉢に石を敷いて栄養バランスのとれた培養土を入れます。
そこにポインセチアの株を真中あたりに植えましょう。
そしてギュッギュになるように培養土を入れていって、まっすぐ安定して立つようにしましょう。
最後に水をたっぷりやって終了です。
なるべく大きな鉢が良いでしょう。ポインセチアは思った以上に成長します。
しおれたポインセチアを復活させる方法!
しおれたポインセチアを復活させる方法をご紹介します。
まず、上記の枯れる原因に当てはまることがあった場合、その原因を改善することが何より必須です。
・日光に当たってなかったのなら、当てる時間を増加させること
・水のやりすぎならなるべく乾燥を意識すること
・寒いところにあるなら15度以上の室温があるところに移すこと
・害虫がいたなら害虫退治をすること
そしてある程度期間がたっていたのなら、大きな鉢に植え替えることも復活の一つの手です。
その植え替えをするときに、栄養素がバランス良く配合されている培養土を使うようにすると元気に戻りますよ。
ポインセチアにはたくさんの種類がある!
実はポインセチアってたくさんの種類があるって知っていましたか?
色も赤だけと思いきや結構な色があるんです。
グートビアV10
ドイツのグートビアによって育成されたシリーズは育てやすいことで人気なのです。
このシリーズには、赤色、白色、ピンクを中心にマーブルなどカラフルなものもあるんですよ。
ジングルベルズ
赤色の中にピンクの斑点があるかわいいポインセチアです。
レモンスノー
名まえの通り、少し黄色めの白のポインセチアです。
エッケスポイントロリーピンク
ピンク色の大き鮮やかななポインセチアです。
ナタリー
淡いピンクで優しいかわいいポインセチアです。
アンネットヘッグ
白がベースですが、マーブル模様があって、そのマーブルになっている色がピンクや白、赤などそれぞれの種類があるものです。
ヘッグホワイト
薄い緑に近い白のクールなポインセチアです。
エッケスフレイミングフェール
茎がクルクルしている形の赤色のポインセチアです。
プリンセチア
ピンク色で小さくてかわいい育てやすいポインセチアです。
まとめ
ポンセチアはもともとメキシコのものなので、一年中温和なところで育つ植物なのです。
日本で育てるなら、春夏は外で、秋冬は室内がおすすめで、気温も15度以上のところが良いのです。
水やりも春夏は多め、秋冬は乾燥しても大丈夫です。
ポインセチアを枯らせないために、光に充てる事が重要。
冬などは室内で窓際で光を当てる事も大事ですが、夜など気温が急激に低くなるので、窓際から離すようにしましょう。
ポインセチアは綺麗ですが、お手入れ的には繊細なものなのです。でも丁寧に育てればとても寿命の長いものなので、仲良くなって上手に育てましょう。