朝、洗面台で顔を洗っていたら、なんだか変なニオイがする・・・。
オーバーフローの奥が黒っぽく汚れていて、気になる・・・。
そんな時はありませんか?
オーバーフローは小さくて、掃除なんてできそうにありませんよね。
変なニオイはするし、汚れは気になるのに掃除はできないと思ってたら、もうオーバーフローをふさぐしかないのでは・・・という気がしてきますよね。
でも、オーバーフローを塞ぐのは、待って下さい!
あの穴には、なくてはならない理由があるんです。
そこで、この記事では、洗面台のオーバーフローについてまとめました。
オーバーフローの意味や、掃除方法を紹介します。
また、オーバーフローから虫が出てきたときの対処法や穴を塞いでしまうとどうなるかも、説明しますね。
洗面台のオーバーフローの掃除方法
洗面台のオーバーフローは狭くて掃除がしにくそうですよね。
私は、掃除が不可能な場所だと思っていました。
でも実は、意外と簡単に掃除できるんです。
まず、オーバーフローの入り口あたりは歯ブラシなどでこすってみましょう。
穴の奥の届かない場所は、カビ取りスプレーなどを使います。
それでは、オーバーフローの簡単な掃除の方法を4つ紹介しますね。
洗面台のオーバーフローを塩素系漂白剤で掃除する
塩素系漂白剤の泡スプレーを使います。
①穴に泡が入るようにスプレーをふきかける。
②①を数回繰り返し、スプレー剤を穴の中にいきわたらせる。
③30分から1時間ほど放置し、水を流す。
洗面台のオーバーフローを酸素系漂白剤で掃除する
酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かして使います。
①酸素系漂白剤を50度から60度のお湯に溶かす。
②穴の中全体にいきわたるようにゆっくりと注ぎ込む。
③1時間ほど置いて、水を流す。
洗面台のオーバーフローを液体パイプ用洗浄剤で掃除する
粘り気のある、液体洗浄剤を使います。
①洗浄剤の先端部分をオーバーフロー穴に差し込む。
②穴の中全体にいきわたるように先端部分を動かしながら液をかける。
③15分から30分置いて、水を流す。
洗面台のオーバーフローのつけ置き
※①から③の方法でイマイチ綺麗にならなかった場合は、試してみましょう。
①洗面台に栓をして、40度から50度のお湯をいっぱいまでためる。
②塩素系漂白剤を入れる。
③1時間ほど置いて、水で流す。オーバーフロー穴も忘れずに!
洗面台のオーバーフローから虫が出てきた場合の対処法
洗面台から、小さな虫が出てくるのを見てしまったら・・・。
なんで?どこから?と、パニックになりそうですよね。
この虫がどこからきたのか?
オーバーフローは、排水部分へとつながっています。
なので、虫の発生は排水トラップ部分です。
排水トラップとは、洗面台から下水管の間のくねくねした管の部分です。
この部分は、構造上汚れがたまりやすいんです。
排水トラップがヘドロなどで汚れていて、虫が発生してしまうのです。
この虫がコバエやチョウバエの場合は、カビ取り剤などがあればスプレーしてみて下さい。
それで解決できることがあります。
違う種類の虫の場合は、排水トラップを分解&洗浄する方法があります。
排水トラップは、簡単に開けられる仕組みになっていますよ。
えっ!そんなところ、虫がたくさんいたら怖いし、分解なんて無理と思われる方もいますよね。
自分で掃除することに抵抗のある方は、業者に依頼するといいですよ。
この虫の発生を防ぐには、洗浄剤などの定期的な利用がおススメです。
つまりが気にならなくても洗浄することで清潔が保てますよ。
洗面台のオーバーフローはキャップでふさぐのはNG!?
頑張って掃除なんてしなくても、ふさいでしまえばOKじゃない?と思うかもしませんが、やめておきましょう。
オーバーフローには、とっても大切な役目があるんです。
オーバーフローは、排水部分につながっています。
つまり、たまりすぎた水を排水管に流す役目があるんですよ。
万が一水道の蛇口が壊れたときや、蛇口を閉め忘れたときなどに、もしオーバーフローが塞がれていたら洗面台から水があふれてしまいます。
そうなると、あたり一面水浸しになりかねません。
それが留守中だったものなら、お手上げですね。
それよりも、定期的なお手入れで虫やニオイに対抗しましょう!
別記事では、洗面台の茶色い汚れの掃除方法なども詳しくご紹介してますので、ぜひそちらの記事も参考にして下さいね!
洗面台の茶色い汚れやシミの原因と落とし方!水垢の掃除方法とは!?
まとめ
いかがでしょうか?
オーバーフローの掃除は、なんだか面倒そうと思っている方は多いと思います。
でも、紹介した方法なら意外と簡単に掃除ができますよね。
オーバーフローから小さな虫が出てきて、穴をふさごうとしていた方には、オーバーフローの役目はちゃんとあることを知ってもらえたと思います。
もしもの時に、大惨事になりかねないので、ふさぐのはやめておきましょう。
洗面台は毎日使う場所なので、快適な状態にしておきたいですよね。
ぜひ、詰まる前の定期的なお手入れで清潔をキープしましょう!