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確定申告の郵送で印鑑を押し忘れた場合の対処法!シャチハタでも良い?

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確定申告の書類を郵送し、後から『あ、印鑑を押し忘れてた…』と気づいたときには遅かったということはありませんか?

 

結論を先に言いますと申告期限以内であればその対処法は簡単なものとなりますが、申告期限後だと難しいものとなります。

 

また確定申告にシャチハタを使うことについてもそれはNGとなり、その理由についてもここで説明いたします。

確定申告の郵送で印鑑を押し忘れた場合の対処法!

 

では、確定申告を郵送して印鑑を押し忘れた場合の対処法を説明いたしますが、申告の期限以内と期限後ではその方法が異なりますので気をつけてください。

 

共通して言えることは押し忘れに気づいたら税務署に早めに連絡し、その後の手続きなどの説明を受ける必要があることです。

 

税務署によっては押印がなくても大丈夫な場合と無申告扱いとなる場合があるため、無申告扱いとなる場合には申告書を再度作成しなければなりません。

 

まずは無申告扱いとなり申告期限以内だった場合はもう一度申告書を作り、それの余白に「訂正申告」と赤字で明記して提出するだけで大丈夫です。

 

なぜなら税務署は最終的に提出された申告書の内容を採用して処理するからで、万が一印鑑以外に記入内容に間違いなどがあった際は期限以内であれば何度でも申告できます。

 

次に申告期限を過ぎていた場合は「修正申告書」を作成しなければなりませんが、税務署側から期限後申告を理由に無申告加算税の賦課決定処分を言い渡されることがあります。

 

そうしたトラブルが過去にあるので、印鑑の押し忘れに早めに気づくことや期限以内の提出などを心がけるようにしましょう。

 

また郵送する際の印鑑の押し忘れなどの不安がある場合は、税務署や申告会場へ持参すれば受付の人が確認してくれます。

 

ただし、押し忘れを指摘されて印鑑が手元にないと印鑑を取りに帰宅してもう一度会場に行く手間がかかってしまいますので注意してください。

確定申告の印鑑はシャチハタでも大丈夫?

 

確定申告に使用する印鑑としてシャチハタを使っても大丈夫なのかと疑問に思ったことはありませんか?

 

先に言いますとシャチハタを確定申告に使うことは厳禁とされていす。

 

その理由は三つあります。

 

一つ目は、シャチハタの印面がゴムでできていることにあります。

 

それにより使うたびに印面が削れたり変形したりするので印の形の維持がしにくく、『この印がこの人本人である』という確認ができなくなります。

 

二つ目は、シャチハタのインクが油性だった場合、印面が劣化するのが早くなり一つ目同様長い期間で同じ印の形を維持するのが困難です。

 

三つ目は、シャチハタのインクが水性だったとしても、今度は光によって色あせたり水に溶けることでにじんだりと押印が見づらくなるという問題が起こります。

 

なのでシャチハタは確定申告に使用できないということになりますが、実印でなくとも銀行印や認印は大丈夫です。

 

まとめ

 

ここで説明した確定申告の印鑑についての内容をまとめますと、次の通りとなります。

 

①申告期限以内であれば、再度申告書を作成してすぐに提出すれば良い。

②申告期限後だと修正申告書を作成しなければならないが、場合によっては無申告加算税の賦課決定処分となって更に納税しなければならなくなる。

③シャチハタは厳格な本人確認ができないため使用できない。

 

以上から確定申告において印鑑の押し忘れによって更なる手間や負担がかかってしまいます。

 

そのようなトラブルを防ぐために郵送の前に何度も書類を確認するようにしましょう!

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