よく中学生の夏休みなどの課題になる工作。
この課題で一番悩むのが「何を作るか」なんですよね。
どうせ何かを作るなら、生活に役立つ物を作るのがおすすめです。
今回の記事では、生活に役立つ工作を中学生向けにご紹介します。
また、家にあるもので作れる簡単な工作なども紹介していますよ!
生活に役立つ工作7選を中学生向けに紹介!
生活に役立つ工作で、中学生でも簡単に作れるものを紹介していきますね!
ソーラークッカー
ソーラークラッカーは単純で作るのも楽です。
しかし、使ってみると、なかなか食材部分の温度が上がらないなどの改善点が多く出てきます。
温度計を使って温度を測るなど、実験要素もあって楽しいです。
作り方
基本的には、太陽の光を食材のあるところに集めるようにできれば作ることができます。
大事なのは食材部分の断熱と、天気のいい日に太陽の正面に向け続けておくこと。
風が強いとソーラークッカーが飛んでくかもしれないので、ソーラークッカーの底に重りをつけるとよいです。
簡単なのは、大きめな段ボールの内側にアルミホイルのよく反射する側が内側に来るように貼り付ける方法です。
100均のよく反射するクッキング用のアルミの板を使っても良いです。
次に、食材を透明なガラス瓶に入れて、さらにそれを2重に透明なジプロックに入れます(これらは、断熱のため)。
それを、段ボールのアルミ部分が反射光が集めるところに置いておきます。
太陽が動くので段ボールの位置はちょくちょく調整が必要です。
工具なしで作れる収納付きの机
ちょっとだけ机が欲しい、でもスペースがあまりない、高いのは買えないという方におすすめ。
実際は靴入れやオシャレなインテリアを置くためのものですが、やり方によっては今回みたいに机になるし、場合によっては本棚にもなります。
私が作った時は、10~15分で出来たので良かったです。
私は上の段をパソコンスペースにして、下の段を漫画や事務作業道具を置いていますよ。
作り方
1,ダイソーで木製ジョイントラックという名前の足となるパーツを四隅に取り付ける分、パンチングボードという穴がいっぱい空いている板(机にしたときに欲しい位の大きさのもの)を2枚買います。(合計1,210円)
2,穴の四隅にジョイントラックの足パーツをパンチングボードに取り付けて、完成です。
高さが欲しい人はもう一段組み立てるか、足パーツをもう1セット使うといいと思います。
この組み立ては座椅子でパソコンや製作などをやったりするのにぴったりです。
注意点は、ちゃんとパーツを閉めないとグラグラします。
ガリレオ温度計
ガリレオ温度計はインテリアとして普通に売られていますが、それが自分好みのデザインで作れる所が凄く素敵です。
手作りなので毎日の温度を見るが楽しみになります。
作り方
用意する物は、ガラスドーム5個、ガラスドームを入れる綺麗な容器、ガラスドームに入れる小さいビーズ、水を入れるボール容器、水の温度を測る温度計です。
まずガラスドームに適量のビーズを入れます。
ボールに30度のお水をいれて、そのガラスドームが浮くようにビーズの量を調整します。
次にボールのお水の温度を少しづつ下げて行き、その都度その水温でガラスドームが浮くようにビーズを入れて調整して行きます。
全部調整できたら綺麗な容器に水を入れて、そこにガラスドームを全部入れたら、ガリレオ温度計の出来上がりです。
ガラスドームをいれる容器は金魚鉢など何でも良いです。
手作りアロマ芳香剤
ケーキなどを買った時についてくる小さい保冷剤。
家にたくさん残っていて捨てるのももったいないし、それを工作に利用できるのでお勧めです。
作り方
材料は100円ショップで購入出来る物で作ります。
まず、芳香剤となるものを入れる入れ物を用意します。
材料を入れるので口が広めで入れやすいコップなどが良いでしょう。
その中に綺麗なプラスティックで出来た透明な石やビー玉、その他可愛いガラス細工を入れます。
そこへケーキやなま物を買った時についてくる保冷剤を入れます。
そこへお気に入りの香りのアロマオイルを数滴たらしたら、手作りアロマ芳香剤の出来上がりです。
アロマオイルは100円ショップで売っていますし、家にあるお気に入りのアロマオイルがあればそれを使っても良いです。
メモ帳
個人的なメモ帳がノートを買わずに手に入ります。
材料がコピー用紙とホッチキスのみなので、誰でも作れますよ。
線が入っていないフリーノートなので自由に書きやすく、備忘録として、計算用紙として、単語や漢字を覚える練習帳として・・・など用途は様々です。
作り方
①A4コピー用紙を20枚ほど(メモ帳のページ数になるので好みで設定して良い)、ホチキス用意する
②①のコピー紙を半分に折って、折線で切る
③②で切ったコピー紙の束を更に半分に折る
④③のコピー紙の束を両手で横向きに持って綺麗に揃える
⑤②で半分に折ったコピー紙の束の折り目をホッチキスで3箇所くらい留めたら、ノート式のメモ帳の出来あがり
※このサイズであれば、通常使うサイズのホチキスで留められます。
これ以上、用紙サイズが大きくなる場合は製本用のような大きなホチキスを使用すると、コピー用紙の折り目に沿って綺麗にホチキスを打つことができます。
本棚
私が作った時は、部屋に置いていたオープンラックの中に入れて、ブックスタンドのようにして使いました。
3枚の板と数本のネジ、そしてノコギリで材料費もほとんどかからず、簡単な作業のみで完成します。
オープンラックやシェルフは、ブックスタンドがないと使いにくいものが多いため、中に入れる本棚があると便利です。
作り方
3枚の木の板を用意する。
1枚は土台として使うためそのままにする。
1枚は横に3分割し背板にする。
1枚は縦半分に分割して両端の立板にする。
板を組立てるときは、キリで事前に穴を開けてからネジで固定する。
まず背板と両端の立板をカタカナのコの字になるように組み合わせ、ネジで固定する。次に土台の板と立板をネジで組み合わせる。
土台の板の裏側から立板に向かってネジを回していき固定する。
固定する時にクギを使ってしまうとすぐに壊れてしまうが、ネジならしっかり固定されるため簡易的な本棚でも長く使用できる。
牛乳パックで作る椅子
使い終わった牛乳パックのリサイクルにもなるし、新聞紙をぎゅうぎゅうに詰めることによって
頑丈な椅子が出来上がります。
作り方
牛乳パックの中をよく洗って乾かします。
乾いたら牛乳パックの口を開いて新聞紙をクシャクシャにしながら中に詰め込んでいきます。
中に入れる新聞紙の量はぎゅうぎゅうになるほど入れると頑丈になります。
パンパンに新聞紙を詰め込んだら、開いた口の部分を折って長方形になるようにしてしっかりとガムテープ(なるべく透明なもの)でとめていきます。
これを小さな子どもが座れるぐらいの大きさの椅子にするのなら、同じように10個ほど作っていきます。
背もたれの部分も作ります。
こうして新聞紙を詰めた牛乳パックを椅子になるように並べていき、ガムテープで固定します。
このときに牛乳パックの口が椅子の表面に出ないように並べていくと、仕上がりがきれいに出来上がります。
家にあるもので作れる工作3選を中学生向けに紹介!
それでは次に、家にあるもので作れる工作の中学生向けのものを紹介してみましょう。
映写機
牛乳パックを使って映写機も作れるんですよ!
材料
牛乳パック虫眼鏡、懐中電灯、気泡緩衝材、OHPシート、ハサミやカッター、セロテープ、油性ペン
作り方
■牛乳パックを底から8㎝で切り、底の部分を虫眼鏡の大きさよりも少し小さい形に切ってしまいます。
■虫眼鏡をふたつ重ね、切り抜いた穴に虫眼鏡を当てて固定します。
■牛乳パックのもう片方は、切り口から5㎝の切込みを入れ、気泡緩衝材を懐中電灯で包んで差し込みます。
■OHPシートを4cm幅にカットし、油性ペンで絵を描いたら、牛乳パックの切り口に逆さに差し込みます。
■白い壁などに映せば、映写機ができあがりです。
手作りバスボム
バスボムは買うと結構高いのですが、この作り方だととても安く、しかも自分だけのオリジナルが作れるのでお勧めです。
お風呂の時間も楽しくなります。
作り方①
食用の重曹とクエン酸と食紅とはちみつとアロマオイルとサランラップを用意します。
これらの材料は全て100円ショップで購入できます。
食紅は好きな色で一色でも数色でも大丈夫です。
好きな色を混ぜてマーブル模様にしても良いです。
重曹とクエン酸を2:1の割合でボールの中に入れて、さらに食紅とアロマオイルをいれて混ぜ合わせます。
その中に、はちみつを入れます。はちみつの量は重曹とクエン酸がまとまる位入れます。
それを捏ねておにぎりのように握ったらサランラップに包んで一晩置きます。
これでバスボムの出来上がりです。
作り方②
①材料は、重曹、クエン酸、片栗粉、アロマオイル(好みで)を揃えます。
②重曹2:クエン酸1:片栗粉1をよく混ぜます。
③②に好みでアロマオイル(ゼラニウム、ラベンダーなどお好きな香りのものを入れてください)
④③に水を少しずつ加えてよく混ぜ込んでいきます。
⑤④を好きな型に入れて数時間そのまま置いておきます。
⑥⑤が固まったら、容器から取り出して完成です。
※材料は、全て100均で揃えることができます。
もし、小さいお子様が一緒に作業をする場合、口に入れたりすることが心配な場合は、重曹やクエン酸は食用を使うと安心して作ることがでるのでおすすめです。
五重塔
牛乳パックで五重塔を作ります。
とても難易度の高い工作なので、中学生が作るときは時間的な余裕をもって取り組んでください。
2つのサイズの五重塔があるので、2つ作っても好きな方を1つ作ってもOKです。
使うもの
・牛乳パック(1000ml)2個
・スプレーラッカー
・定規
・分度器
・はさみ
・ボールペン
・ガムテープ
・接着剤
・土台用の厚紙 A3サイズ2枚、A4サイズ2枚
・屋根用の画用紙 A4サイズ12枚
厚紙や画用紙、スプレーラッカーなどは購入が必要な部分もあります。
家にあるもので家で使えるものを作れるのは楽しいし実用的ですよね!
まとめ
中学生の工作くらいになると、実用的なものまで作れてしまうレベルになってきます。
近年は特にコロナということもあって、DIYも流行しています。
そのため工作とは言えど、DIYレベルで、踏み台、収納BOXなども簡単に作れたりしますよ。
お家に工具さえあれば、ハマってしまい家のものをつくりまくる子も出てきているそうです!
かなり心強いです。
従弟の子供は自分の勉強机といすをDIYで工作していたのには感動しましたよね!
かなり予算が浮いたと妹も喜んでいました。
ただ学校に提出はイスしかできなかったそうで、机は写真にとって持っていったそうです。
工夫次第で家にあるものでも完成してしまうようなものもありますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがですか?