大人になると使う言葉で「よろしくお伝えください」と言われるときも、言うべき時もありますよね。
この「よろしくお伝えください」は、この場にいない人に対して自分の好意を伝えて下さいという意味です。
今回は、「よろしくお伝えください」と言われた時の伝え方と、返答の仕方などをご紹介します。
よろしくお伝えくださいと言われた時の伝え方!
帰り際にそこにいない人へ「〇〇さんにもよろしくお伝えください」と言われたとしましょう。
そして〇〇さんが実際に返ってきた時に、その旨を伝えなければいけません。
「よろしくお伝えください」は、今この場にいない人に対して自分の好意を伝えてもらうための挨拶の言葉。
好意というのが大事な部分なので、必ずそのことを伝えてほしいと先方は思っています。
もう一つとしては、ビジネスシーンにおいて「よろしくお伝えください」は会合や会議が終わるときなどに、その場にいない関係者への気遣いをするための挨拶の言葉。
終わりの流れを作るような一つの言葉にもできるのです。
「皆さんによろしくお伝えください」「御社の社長によろしくお伝えください」というように、その場にいない相手側の人がどのような方でも使うことができます。
非常に便利な言葉なので、とりあえず使うという人の方が多いのは確かですが、必ず伝えてほしいという意味を込めて言っている人も中にはいますので注意してくださいね。
ちなみに私が使う時は、必ず伝えてほしい時です。
相手の人に来たことと話題が出ていることなどを伝えたいからです。
次に繋げるために、私は基本的に伝えてほしいと思って言葉を使っています。
伝え方としては、
「先ほど〇〇社の〇〇さんが打合せでいらっしゃったのですが、△△さんによろしくお伝えくださいとおっしゃっていました。」
「先ほど〇〇さんとお電話をしていたのですが、△△さんにくれぐれもよろしくとおっしゃっていました、またお会いしたいと言っていらっしゃいましたよ」
というように必ず伝言をするようにしてくださいね。
よろしくお伝えくださいと言われた時の返答の仕方は?
「よろしくお伝えください」と言われた時の返答の仕方を紹介しますね。
自分が「よろしくお伝えください」と言われた場合は、伝える相手が自分より目上の人であれば、「お伝えします」と丁寧語でお答えしましょう。
あとは普通に、
承知いたしました。〇〇に申し伝えます。
かしこまりました。〇〇に確かに伝えます。
少し砕けた相手であるのであれば、最後に「喜ぶと思います」という一言を付け加えれば相手も気持ち良いし、いない人の株も上げる事ができますよ。
私もいつも
「かしこまりました、〇〇に申し伝えます。
そういえば〇〇が以前△さんのことを私に教えてくれたのですが、とても立派な方で話すと勉強になる方だと言っていました。」
など、できればエピソードを思い出して一言付け加えるようにしていました。
もちろん本当のエピソードだし、目の前の人に喜んで貰えます。
そういう風に言っていた人の株をあげられるし、付いてはラッキーなことに私も良い印象になるのです。
私は何もしていないし伝言をやりとりする橋渡しなだけです。
でも、一言付け加えただけで褒められている人は、あたかも私から褒められているような感じがするのでしょう。
私への印象をよくしてくださったことも何度も経験があります。
ですので、日ごろから社外の人でも名刺と特徴を確実に覚えておいて、なるべくエピソードを覚えておくことは気を付けていましたね。
そういうことから人脈が広がっていきます。
たった一言のプラスで印象付けられるというのを私自身上司をみていて学んでいましたが、今となれば実体験で実感できていますよ。
まとめ
よくやりとりの最後に「〇〇さんによろしくお伝えください」というような一言を残されると思います。
承る側として「かしこまりました、申し伝えます」というような相対でOKです。
そして社交辞令の流れだと思っても、絶対にその伝言は伝えましょう。
大事な相手だったら後でこちらから連絡したいこともあります。
それとプラスアルファでその架け橋となり一言褒める事やエピソードをプラスすることで、言われた方も伝言を受けたほうも株を上げる、良い気持ちになることができます。
その橋渡しをした自分も良い印象を付ける事もできるのです。
よろしくお伝えくださいという一言は良いチャンスと言えますよ。