ヌカカやブヨは釣りやキャンプをしていると、いつのまにか刺してきているやっかいな吸血害虫です。
そんなヌカカやブヨですが同じ吸血害虫でも何か違いがあるのでしょうか?
刺された場合の対処法や刺されないようにする対策も違っていたら、正しい対処法や対策を知りたいですよね。
今回はヌカカとブヨについてとご紹介します。
ヌカカとブヨの違いは?
ヌカカもブヨも刺されたらやっかいなことは同じですが、一番の違いはその吸血方法です。
ヌカカに刺された場合はよくブヨ被害と間違われることがあるのですが、大きな違いはブヨは皮膚を刺さずにかじって血を吸うことです。
なので噛まれた瞬間に痛みを感じる人もいます。
皮膚をかじって吸血した場所が点状の出血や内出血として残るので、このような跡の虫刺されはブヨの可能性が高いです。
ヌカカの場合は刺して血を吸うのでここが大きな違いになります。
虫に刺されるのは夏だけのイメージですがブヨは1年中被害にあう可能性があります。
ヌカカは春から秋にかけて被害にあいやすいです。
刺された季節によってはどちらか判別できそうです。
刺された後の痒さはどちらも蚊の比ではないほど強い掻痒感を伴います。
ヌカカとブヨに刺された場合の対処法
どちらに刺された場合もおおまかな対処法は同じになります。
まず刺された場所を流水で洗いましょう。
ヌカカやブヨの体液を洗い流さずに薬を塗ってしまうと、かゆみ成分を流さないまま薬を塗ってしまうことになるので、薬の効果を最大限に受けることができません。
よく患部を流水で洗ったら、市販の虫刺され薬でかまわないので薬をしっかり塗りましょう。
患部を冷やすことも症状を緩和する方法として有効ですよ。
市販薬では全然痒みがひかない、ひどく腫れている、刺された箇所が多く広範囲であるなどの場合は、医療機関を受診するのも有効な対処法です。
医療機関を受診するとステロイド入りの軟膏を処方されることが多いです。
ステロイドは痒みにとてもよく効きますので、我慢して掻きむしって悪化させてしまうより早めに受診するのがおすすめです!
ヌカカとブヨに刺されない為の対策の方法は?
肌を露出しない
基本的な対策としてまず肌を露出する服装を避けることが大切になってきます。
キャンプや釣りをするときはしっかりと長袖長ズボン、サンダルではなくスニーカーをはく、これだけで全然違います。
私も釣りをするときにヌカカにひどく刺されたことがありますが、レギンスとスニーカーの間のちょうどくるぶしあたりをたくさん刺されてしまったので、みなさんはしっかり長ズボンをはいて防御してくださいね。
虫避けスプレーを使う
ヌカカやブヨがよくでる場所にいく場合はしっかりと体に虫よけスプレーを噴霧することが重要になってきます。
肌だけでなく衣服にもしっかりかけるようにしましょう。
ヌカカには虫よけスプレーはあまりきかないとも言われていますが、ハッカスプレーは効果がありますよ。
虫よけ線香を使う
臭いの強い強力な虫よけ線香を使うのも1つの手段ですね。
「森林香」という虫よけスプレーがとても有名で、こちらは山でお仕事をするような方にも愛用されているほどのすごいものなんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヌカカもブヨも刺されると痒みがとてもひどくて厄介ですよね。
蚊でも嫌なのにそれを超える痒みと腫れにうんざりしてしまいます。
刺し方に違いはあれどそのあとの厄介さは同レベルです。
私も夜釣りをしたときに対策が甘くて両足で10箇所以上刺されてしまうという大変な目にあったことがあります。
そのときは市販薬を利用したのですが、今は市販薬でもとてもいいものもありますのでドラッグストアの店員さんに相談してみるのもいいですよ。
みなさんがアウトドアで虫に刺されやすい場所に行く場合は、対策をしっかりとするようにしてくださいね。
肌を露出しない、虫よけスプレーをしっかりと噴霧する、これだけでも刺される確率ぐんとへります。
甘くみて半そでや足をだすような格好で行くのは本当にオススメしません。
もし刺されてしまったら、しっかりと流水で患部を流した後に冷やしたり薬を塗るようにして正しい対処法をするようにしてくださいね。