現代は複数の企業への就職活動が主流です。
しかし、複数の企業の選考を受けているとどうしても
「面接日程が重なる」というケースも出てきます。
面接日程が重なった場合は当然、一方の日程を変更してもらう必要があります。
企業側も学生が自社以外に就職活動をしていることはわかっているので、
変更も基本的には受けいれてくれます。
ただ「こちらは第一希望ではない」と受け取られないようにだけは注意してください。
そしてきちんと記録を残すためにも直前の変更でない限りは、
メールで変更依頼をしましょう。
今回は面接日程の変更を承知していただいた場合のお礼メールと、
お礼を直接伝えるタイミングについて紹介します。
就活の面接日程変更のお礼メールの例文2選
面接の日程変更をメールで依頼した場合、
メールで回答がくるのが普通です。
日程変更了承のメールがきたら、
なるべく早く(24時間以内には)返信をしてください。
その際は新規作成ではなく、企業からきたメールに対して返信をしましょう。
件名
「面接日程変更のお願い」など面接日程変更を依頼した時のタイトルをそのまま使いましょう。
返信なので「Re:」がつきます。
こうするとことで企業側の担当者もどのような件かをすぐに把握できます。
今回紹介するにはあくまで例文ですので、この通りである必要はありません。
ご自身の状況に応じて参考にしていただければと思います。
お礼メール例文①
【本文】
(会社名)
(部署名)
(担当者名)様
お世話になっております。
面接日程の変更をご了承いただき、ありがとうございます。
それでは、○月×日(■曜日)◎◎時から、貴社に伺わせていただきます。
今回はお手数をおかけして、申し訳ございません。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
(あなたの氏名)
お礼メール例文②
【本文】
(会社名)
(部署名)
(担当者名)様
いつもお世話になっております。
この度は面接日程を調整いただきまして感謝申し上げます。
ご指定いただいた○月×日(■曜日)◎◎時から、貴社に伺わせていただきます。
今回はお忙しい中、お手数をおかけしてしまい大変申し訳ありません。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
(あなたの氏名)
【お礼メールのポイント】
① 必ず最初に面接日程を変更いただいたことに対して感謝の気持ちを書きましょう。
② トラブル予防のために変更した日時を記載するようにしてください。
新しい日時の明記は面接日程変更のエビデンスとなります。
この2点をおさえておけば大丈夫です。
面接日程変更のお礼を直接伝えるタイミングは?
面接の日程を変更していただいた場合はメールだけでなく、
直接お礼を言うことが望ましいです。
お礼のタイミングとしては面接の序盤が最適です。
なぜなら、「面接の後で」と思っていても言うタイミングを逃してしまう、
あるいは面接が終わったという安心感で忘れてしまうというリスクがあるためです。
面接の冒頭、挨拶と一緒がいいと思います。
「今回は日程変更をしていただきまして、ありがとうございました。
大変お手数をおかけいたしました」などと伝えるといいでしょう。
お礼を伝えることで心理的にも楽になりますし、
相手に与える印象もよくなります。
お礼を言った後は気持ちを切り替えて面接に臨んでください。
いつまでも申し訳ない気持ちを引きずるのは、
面接でマイナスになってしまいます。
別記事で、就活に関しての重要なポイントと、絶対に知っておくべき事をまとめています。
こちらの記事を参考にして、少しでも有利に就活を進めてくださいね!
まとめ
複数企業の採用試験を受けていると、
どうしても面接日程が重なってしまうことはあります。
まずは焦らず迅速に面接日程の変更依頼をメールでしてください。
企業側から面接日程の変更について了承の回答が来たら一安心です。
しかし、ここでも迅速にお礼のメールを送ってください。
お礼のメールには変更についての感謝と変更後の日程を必ず記入しましょう。
そして、面接の冒頭に改めて口頭で変更に関してのお礼を述べるようにしてください。
ここまですれば面接日程を変更したことはあなたの不利にはなりません!
面接の日程変更で不利になる理由2選!就活で注意するポイントとは?
社会人になっても取引先に、
アポイントメントの変更依頼をお願いすることは珍しくありません。
面接日程が重なったことを嘆くのではなく、
「将来にむけてのいい練習になる」とポジティブにとらえられたらいいですね。
そのような前向きなメンタリティを持つ人こそ企業の求める人材だからです。
長い就活も面接までたどり着ければゴールまであと一息です。
面接日程をうまく調整しながら、
第一志望の企業の内定を勝ち取ってください。