クラス替えは今までとは環境が変わりますので、それが良い場合にもマイナスにも働くことがあります。
過去にいろいろ問題などがあったなら、親も子も含めてクラス替えは心配にもなりチャンスだとも思ってしまうものです。
いじめや不登校、いろんな側面から見てこのクラス替えをプラスに持っていきたいと言う思いで先生に相談したいですよね。
今回の記事では、クラス替えで配慮のお願いってしても良いのか?先生にお願いする時の伝え方、頼むタイミングなどを紹介していきます。
クラス替えで配慮のお願いってしても良いの?
クラス替えで、配慮のお願いは結論から言うとしても大丈夫です。
ただ、配慮をお願いしたからと言って叶うわけではないということは念頭に置いておいてください。
叶うかもしれないし、叶わないかもしれない程度に思っておくことです。
思い通りにならなかったから、あとで先生に『言ったのにしてくれなかった』という権利はありません。
うまくいくなら、あわよくばなら、可能なら・・というスタンスでいるならお伝えしても良いと思います。
だって、大なり小なりみんな配慮してほしいと思っています。
だれだれと一緒になりたい、なりたくないというのはキリがないですからね。
ただ、いじめや深刻な内容があっての相談はしてOKです。
学校側だって生徒には普通に来て欲しいのは同じ思いですからね。
でも先生としても特定の生徒だけ配慮ををするのはいけないわけです。
ですので、聞き入れるということを断言してしまうわけにもいきません。
だから、あくまでも頭の片隅に残してもらえる程度の頼み方をしましょう。
もし先生に頼むなら、期待しないことを前提としてお願いしましょうね。
クラス替えの配慮を先生に頼む時の伝え方
クラス替えの配慮を先生に頼む時の伝え方としては、明確な理由をちゃんと伝える事です。
だれだれが好きだから、だれだれが嫌いだから・・・というのは、全員が持つ気持ちですので、通用しないのはわかりますよね?
例えば、いじめなど深刻な問題があるなら頼んでおくに越したことはないです。
伝え方としては、
『先生、ちょっといじめがあって、●●さんからこういういじめを受けています。
でも今はなるべく負けないで必死にいますが、ちょっと学校に来るのも辛いです。
でも●●さんに先生が指摘するともっとひどくなるから、今度のクラス替えで違うクラスにしてほしいのです。
先生はこんなこと言われても『うん』とは言えないし、一人の生徒をひいきするわけにもいかないことはわかっています。
ただ、もしできるなら頭の片隅に置いておいてほしいです・・』
という程度にしておきましょう。
先生に答えを求めるような言い方になると、先生もどうしようもないですからね。
それに一人の訴えがもし受け入れられてクラス替えが行われたと他の生徒に知られたら、なんらか問題として上がってくることになります。
あくまでもお願いは「一方的なお願いで言ってみた・・・」くらいのスタンスにしておきましょう。
クラス替えの配慮を先生に頼むタイミング
クラス替えの配慮を先生に頼む時は、クラス替えの決まる時期より前にまず頼むことが必要です。
冬には依頼しておくと良いと思います。
そして周りに人がいないところで相談できるようにしましょう。
保護者会などでもよいと思いますし、学校の放課後などでも良いと思います。
他の先生や生徒がいないタイミングを見計らうことが必要でしょう。
聞かれるとのちのち問題にもなりかねません。
担任が信頼できないなら、信頼できそうな先生に相談してみてください。
もしかしたら叶わないかもしれません。
でも言うのと言わないとでは大きな差があります。
言ったほうが叶う確率は少なくとも上がると思いませんか?
先生的にも、できないとはいえども本当は配慮してあげたい部分ではあるでしょうからね。
とにかく周りに人がいない時に、先生とふたり、または先生と自分と親だけの時などに依頼してみましょう。
まとめ
クラス替えは人によっては楽しみでワクワクして待ち遠しいでしょうが、人にとっては不安で心配なものです。
学生にとっては、その空間がすべてになってしまうような年ごろですからね。
クラス替えの希望は叶えられるということは断言はできませんし、一人のいうことを配慮してしまうことも問題が起きる元です。
かといって心が辛いのに我慢はよくありません。
できるできないとは別に、とにかく希望だけは言ってみる事を個人的にはお勧めします。
先生的には配慮したいと思う気持ちはあるでしょう。
だから周りに人がいない時に、とりあえず希望だけは伝えてみましょうね。