子供の運動会のお弁当を親子別々で食べることに
驚かれた方もいるのではないでしょうか?
小学校によっては運動会のお弁当を家族と食べずに、
子供達だけで食べる学校があります。
自分の時の運動会とは違うな・・・と思いつつどうせ人数分のお弁当を作るのに、
どうして親子別々に食べるのか疑問に思っている方もいるでしょう。
そこで今回は小学校の運動会のお弁当を親子別々で食べる理由や
今時の小学校の運動会をご紹介します。
運動会のお弁当を親子別々なのはなぜ?
運動会のお弁当を親子別々で食べるのは、
運動会に親が来られない家庭もあるからです。
仕事などの都合により運動会に親御さんが行けない子供への配慮のため、
親子別々に食べる学校が増えたのです。
家族でお弁当を食べていた方は自分の運動会の時と違って、
家族で楽しくお弁当を食べられないのはなんだかさみしいなと感じる方もいるでしょう。
しかし、親御さんが来られないだけでも残念な気持ちでいっぱいの子供が、
家族でわいわい楽しそうに食事をしている姿をみたら・・・
余計にさみしい気持ちにさせてしまいます。
家族が来られない子供の気持ちを考えると、
親子別々にお弁当を食べるのも良い対処方法だと考えられます。
ただ、親子別々で食べる理由を
「親御さんが来られない家庭もあるから」としてしまうと、
行ける人の中には行けない家庭に合わせるはおかしいという意見も出てくるでしょう。
トラブルになる可能性があるため、
あえて理由を伏せている学校もあります。
また、運動場に親子でお弁当を食べるスペースがない場合も
親子別々で食べる理由になります。
親子別々で食べる場所は、学校によってさまざまです。
「子供達は運動場でお弁当を食べ、
親御さんは校舎の一部や体育館を使用してお弁当を食べる」、
「子供達は各教室でお弁当を食べて、
親御さんは一度自宅や別の場所で食事を済ませてから戻ってくる」など、
学校から食べる場所の指示がある場合が多いです。
その他にも家族と一緒にお弁当を食べると、
早く食べ終わった子供達が運動場で遊び始めてしまいます。
そのため、集合時間が守れず午後の進行が遅れてしまうためという理由から
親子別々に食べるようになったという学校もあります。
今時の小学校の運動会
今時の小学校の運動会では怪我をしないように、
騎馬戦や組み体操など、
大けがに繋がるような危険な種目を行なわない学校が増えてきています。
種目が減るので運動会自体が短くなります。
午後の部はなく午前中で運動会が終わる学校や
お弁当を食べて終わりの学校もあります。
また、点数や順位をつけない学校もあります。
子供達を差別せず、平等にすることが目的です。
足の速い子や遅い子が目立つことのないように工夫されています。
順位や点数を付けてチーム戦にしてしまうと、
負けた子や失敗した子、遅い子などが責められてしまうことがあります。
運動会を頑張った子供達全員が嫌な思いをしないよう、
そんな状況やいじめに繋がらないための対策でもあります。
また、最近ではテントやパラソルを使用する家庭が多いです。
決まりのない学校では、
テントやパラソルを持って行かないと逆に浮いてしまうくらいです。
テントやパラソルはNG、パラソルのみOK、
テントのサイズが決められているなど、
学校によって細かい規則がある場合があります。
写真撮影においても厳しくなっています。
撮影ルールがある場合や、
運動会の写真や動画の撮影を禁止している学校もあります。
まとめ
いかがでしたか?
子供達の事を考え、
さまざまな対処が行なわれているようです。
今時の小学校の運動会に驚かれた方や
自分の時と変わっていないなという方もいるでしょう。
それでは、驚かれた方もそうでない方も、
通われている学校の決まりを守って運動会を楽しんでください。