就職活動で内定をもらうと懇親会が企業の方で開催されます。
目的は同期の顔合わせや、企業と内定者のコミュニケーションの場として設けられます。
実際、企業側としては内定辞退を避けたいため、内定者の囲い込みとして開催する側面もあります。
強制参加ではありませんが、4月から一緒に働く先輩や上司、同僚との繋がりを持つチャンスです。
ここで失敗すると、面と言われなくても「あの子大丈夫かな?」と思われる可能性大です。
今回は、内定者懇親会での髪色や髪型、服装が指定なしの場合はどうすれば良いのかをご紹介します。
内定者懇親会での髪の色は茶髪でも大丈夫?
就活中は茶髪が地毛以外の人は黒髪で活動していたと思います。
最近はカラーに対して寛容ではありますが、金色に近い茶髪はNGです。
内定者懇親会でも、やはり黒に近い茶色で参加するべきでしょう。
また、会社の雰囲気にもよります。
企業説明会や面接時に社内の人、面接官は染めていたかを思い返してみましょう。
もし思い出せないのであれば、黒にしておいた方が無難です。
金融機関や医療機関、サービス業(ホテルや小売業、飲食系)も黒色でないと印象が悪くなる可能性が高いです。
こういった業種はお客様からどう見られるかが大事です。
茶髪の銀行員やレストランの店員は見た事がないのではないでしょうか?
アルバイトは茶髪でも社員らしき人は基本黒髪のはずです。
逆にアパレル関係のような会社は茶髪でも全然構わないです。
ファッション関係なので、自分らしい格好、オシャレを求めれられる社風かと思うので、少々明るい髪色でも悪印象は与えないでしょう。
もし、どうしても金髪のような髪色にしてしまった…という時は、あまりお勧めできませんが、スプレーやウィッグでごまかすのも一つの方法です。
スプレーは雨等に弱いので、当日雨だとアウトです。
ウィッグも不自然な仕上がりになるので、黒色か黒に近い茶色に戻した方がいいでしょう。
内定者懇親会の髪型で男女でNGなものとは?
髪型もやはり新入社員らしい爽やかなイメージの髪型がふさわしいでしょう。
男性は長髪はNGです。
ボサボサの髪型で参加は印象は悪くなってしまうでしょう。
伸ばしていても懇親会の数日前には髪を切るようにしましょう。
女性も肩より長い髪はまとめるようにし顔にかからないようにします。
パーマもふんわりならいいですが、きついものはあまり良い印象を与えません。
基本的に耳を出す髪型と思っておくといいかもしれません。
就活時には後ろで1つに束ねていたと思いますが、懇親会の時はそこまでかっちりしなくてもいいでしょう。
内定者懇親会で服装が指定なしの場合はどうする?
内定者懇親会で服装が指定なしの場合でも基本的にリクルートスーツが無難です。
ちなみに「平服」でと記載されていたらスーツです。
普段着という意味ではありませんので注意してくださいね。
その際はスーツに似合う髪型・髪色にしましょう。
逆に服装自由と書かれている場合です。
自由だからと言ってカジュアルすぎるのはNGです。
オフィスカジュアルと言われる格好で行くのがふさわしいでしょう。
男性はチノパンに襟付きのシャツ、ジャケットと革靴。
女性はシャツかブラウスにひざ下のスカートかパンツに革靴が無難です。
夏以外なら、ジャケットやニットを羽織ればいいかと思います。
色味もパステルカラー・黒・白・グレーに茶色を選択します。
原色系は悪目立ちするのでオススメできません。
次に会場がどこになっているかも注目してみましょう。
会社の会議室やホテルであれば、指定がなければスーツでしょう。
レストランのような場所であれば、先ほどのオフィスカジュアルでいけば少しくだけた雰囲気になり親睦が深まるかもしれません。
ホテルであれば格式もありますので、スーツでシャツは華やかなものを選ぶと良いでしょう。
OB・OGの方と連絡が取れるのであれば、どんな感じの服装で行ったのか聞けばいいです。
もし、そんな人がいないのであれば、企業の担当者に聞いてみましょう。
懇親会の案内の返信時に素直に、「会場がレストランとなっておりますが、服装はスーツのほうがよろしいでしょうか?お忙しい所、大変恐縮ですが、ご教示いただけませんでしょうか。」と一文を添えればいいです。
別記事で、就活に関しての重要なポイントと、絶対に知っておくべき事をまとめています。
こちらの記事を参考にして、少しでも有利に就活を進めてくださいね!
まとめ
基本的には内定懇親会は就活時と同じ格好が一番無難です。
①スーツ、髪は黒(もしくは黒に近い茶色)男性は短髪・女性は髪が長いのであれば
まとめること。
②逆にスーツだと悪目立ちしそうな場所(レストラン等)はオフィスカジュアルで
参加したほうがいいかもしれない。
③いっそのこと、どうしてもわからなければ担当者の方に聞いてみる。
スーツが無難ですが、TPOの合わせた服装をするのも社会人としてのマナーです。
みんな私服なのに一人だけスーツで行ってしまっては、周りから浮いてしまって心から懇親会を楽しめませんよね。
基本的には就活の延長線上にあるので、節度と緊張感は持ちつつ、周りの人達としっかりコミュニケーションをとって4月からの新生活への不安を少しでも取り除けるといいですね。