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いわし雲が出たら雨の予兆の理由といつなぜ出る?うろこ雲との違いは?

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曇っていろんな名前があり、すじ雲、うろこ雲、さば雲、ひつじ雲・・・など可愛い名前の雲がけっこうあります。

 

こういう雲はもちろん別名で専門的名前もありますし、ひとつの雲で2つ、3つ呼び名があるものもあるんですよ。

 

今回の記事では、いわし雲が出たら雨の予兆といわれる理由、いわし雲はいつなぜ出るのか?

いわし雲とうろこ雲の違いなどを紹介していきますね。

いわし雲が出たら雨の予兆の理由とは?

いわし雲というのは、巻積雲(けんせきうん)の事なんです!

 

薄くて白色の片が群れをなした、鱗状またはさざ波状の形をした雲です。

いわしの群れのようで、いわし雲になったということですね!

 

嵐の前触れともいわれるこの雲が現れた後には、雷雨のような悪天候になることがあります。

前線や低気圧などが近づいたときに現れやすい雲になっているからなんです。

 

この雲が近づいたということは、前線や低気圧が近づいているため雨になりやすいというわけですね!

 

天気の予兆を知らせる雲の形。

なぜ前線や気圧を判断して雲が形を変えられるのか、神秘ですよね。

 

いわし雲はいつなぜ出るの?

 秋によく見られる筋状の雲や、白い小さな粒状の雲塊が蜂の巣状に規則的に並んでいるいわし雲などは「ベナール対流」によって引き起こされているのです。

 

ベナール型対流は、層の両面に一様な温度差をつくったときに、小さな対流がたくさん現れる現象のことを言います。

 

ちょっと難しいのですが、

 

①粘性のある流体層(空気、雲など)を下部から加熱して上部から冷却する

 

②上部と下部の温度差が小さいとき・・下部から上部へ熱が伝導によって運ばれる

 

③温度差が次第に大きくなる

 

④温度差がある臨界値を超える・・流体層が蜂の巣のようなセル状となり、上昇流と下降流の分離が規則的にお起る

 

この現象がベナール型対流ということなのです。

 

対流により上昇気流のところでは雲があり、下降気流のところでは雲は消滅して、小さな雲の塊が層状に広がります。

 

これが巻積雲ということで、いわし雲が作られると言う仕組みなのです。

 

いわし雲とうろこ雲との違いは?

実は、うろこ雲=いわし雲なのです。

同じものと考えてOKです。

 

うろこ雲といわし雲は、実は同じ雲の別名です。

どちらも巻積雲の一種で、上空の高いところに発生する雲のことであり、発生するタイミングも条件も完全に同じ。

 

ただ見た目的に鱗っぽく見えるのが強い感じの時と、イワシの大群のように見える感じの方が強い時がありますね。

 

でもまったく同じものだということです。

 

細かい氷の粒でできた小さい雲の集まりで、高積雲よりも一つ一つの雲が小さいですよね。

 

この高積雲というのは、ひつじのような雲の集まりで、巻積雲よりも一つ一つの雲が大きく秋によく出る雲です。

 

この雲はひつじ雲と呼ばれることが多いです。

 

実は、この雲の呼び方、他にもサバ雲とも言うんですよ。

 

ひとつの雲に呼び方がいくつもあるのはややこしいですよね(笑)

 

ちなみに雲の種類は、

・巻雲(けんうん):すじぐも

・巻積雲(けんせきうん):うろこぐも、いわしぐも

・巻層雲(けんそううん):うすぐも

・高積雲(こうせきうん):ひつじぐも

・高層雲(こうそううん):おぼろぐも

・乱層雲(らんそううん:あまぐも

・層積雲(そうせきうん):うねぐも

・層雲(そううん):きりぐも

・積雲(せきうん):わたぐも

・積乱雲(せきらんうん):にゅうどうぐも

 

コレだけです!

 

だから一度真剣に覚えればどれでも分かるようになるのです!

 

主に高さと形で決められていると言われています。

毎日見る雲を知っていて見るのと何気に見るのとでは、感じ方が変わってきますね!

 

まとめ

雲ってほぼ毎日何気に見ます。

季節ごとに季節らしい雲を見れますよね!

 

あー夏が来たなと感じるモックモクの雲とか!

雨の前に見る雲とか。

 

なんとなく形と高さで覚えていますが、それがどのような名前でどうしていつ発生するのかまでは知らないですよね。

 

これをちょっとでも知識として知って、その知識をもってみるとまた見方も違ってきて神秘的だし感じたかも変わってきます。

 

自由研究などでも実際の写真を撮りながらするとかいいかもしれませんね!

 

雲は種類が限られていますから、覚えやすいですよ!

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