お誕生日やクリスマス、ちょっとしたお礼の品物として、「靴下を贈りたい」と考える人は多いです。
誰でも毎日のようにはく靴下は、生活にはかかせません。
値段はそれほど高価ではなく手ごろ、種類もたくさんあって気軽な気持ちで買うことができます。
消耗品なので、相手は受け取っても困りません。
味の好みやアレルギーなど、食料品のように気を遣う必要はなし。
だけど、あまりにも日常で使うので、プレゼントには不向き?
贈った相手が不快に感じて、失礼になるのでは?
靴下のプレゼントはいらない、と思われる?
お店には、ステキなデザインの靴下がたくさんありますが、贈り物としてふさわしいのか心配になってしまいますね。
でも安心してください。
靴下のプレゼントは、いらないし失礼と思う人もいますが、贈る相手を選んでポイントさえ押さえればとても喜ばれます。
靴下をプレゼントする相手の特徴やおすすめのブランドなどを、ご紹介しましますね。
靴下のプレゼントはいらないという人の意見!
靴下は、買ってから捨てるまでの期間が短い消耗品。
毎日はいているうちに、指やかかとの部分に穴が開いたりすり切れてしまいます。
だから3足まとめて販売されている品を買う人が多いです。
ファッションを楽しんでも、靴下と洋服のコーディネートまで気を配る人は、あまりいないのではないのでしょうか。
靴下は日常品なので、プレゼントとして受け取ってもスペシャル感がないという意見の人はいます。
ふだんはき慣れた靴下でないとダメという場合も。
毎日使うモノだからこそ、はき心地がとても気になる人もいます。
自分が気に入らない靴下をもらって困るケースがあるので注意しましょう。
靴下のプレゼントは失礼?
靴下には、「下」という漢字がふくまれています。
しかも靴下の役割は、地面や床を踏みつける足を守ること。
この「下」や「踏みつける」という文字は、贈った相手を「下に見ている」と連想させてしまうおそれが!
ですので、上司や年配者など、自分より立場が上の相手に靴下をプレゼントするのは、避けたほうがよいでしょう。
ひとむかし前、靴下の専門店はありませんでした。
靴下は、下着コーナーの一角で売られていたのです。
下着の意味合いがある靴下を、異性やあまり親しくない間柄の人に贈ると勘違いをさせるかも!
私がアメリカに留学していた時、おしゃれなショップで下着を選ぶカップルを、しばしば目にしました。
靴下と一緒にあやまったメッセージを相手が受け取ってしまうと、思わぬトラブルに発展してしまうかもしれません。
靴下は、あくまでも気心の知れた親しい人にプレゼントをするようにしましょう。
プレゼントを贈る時って、本当に喜んで貰えるかどうか不安ですよね。
別記事では【いらないと思われる可能性のあるプレゼント】や【プレゼントの意味】をまとめています。
是非、こちらの記事も参考にしてからプレゼントを決めてくださいね!
靴下のプレゼントを嬉しいという人は?
では、どのような相手に靴下をプレゼントすれば、嬉しいと思ってもらえるのでしょうか?
お互いをよく知っている間柄であれば、靴下はプレゼントに最適です。
相手のファッションに合う靴下や、ふだん選ばないような靴下を贈るととても嬉しいはず。
靴下にまで気が回らない恋人、特に男性にセンスがいい靴下をプレゼントすれば、「こんなに細かいところまで気配りをしてくれるのだ!」と感激してくれます。
また、靴をぬいで仕事をする人に靴下を贈ると喜ばれます。
たとえば保育士さんは、靴をぬいで靴下のまま子供たちのお世話をすることが多いです。
保育士さんが、かわいいキャラクター柄の靴下をはいていると、目線が低い子供たちの人気の的に。
まだハイハイをしている赤ちゃんまで、保育士さんの足元に群がります。
なので、わが子が保育園を卒園するときは、保育士さんに動物柄の靴下をプレゼントしましたよ。
値段がけっして高いものではないので、気兼ねなく喜んで受け取ってもらえました。
靴下のプレゼントおすすめブランドを男女別に紹介!
自分で買う時はお金をかけない靴下だからこそ、センスがいい、良質な品をプレゼントでいただくと、かなり特別な感じがして、とても嬉しいです。
靴下のプレゼントとしておすすめするブランドを、男女別にご紹介しますね。
男性向けのおすすめブランド
RASOX(ラソックス)
right angle socks(直角ソックス)が名前の由来。
足首の部分が直角に曲がったL字型が特徴で、かかとや甲の部分がもたつかず、抜群のはき心地。
靴下の生産がさかんな奈良県広陵町と兵庫県加古川市で、手間をかけて丁寧に作られています。
CHICSTOCKS(シックストックス)
コンセプトは、「ソックスからその日のスタイリングを考える」
足底にパイル地を使っているので、足の疲れが軽減。
高品質な国産で、オフィスでも違和感のないデザイン性を備えます。
有料ですが、おしゃれなラッピングも人気。
女性向けのおすすめブランド
FALKE(ファルケ)
ドイツで1895年に誕生した、伝統のあるブランド。
足やつま先の形に合わせて、靴下の左右が非対称になっています。
間違えて左右を逆にはかないように、つま先にRとLのマークが。
このかわいいワンポントが、靴下のアクセントになっています。
marimekko(マリメッコ)
1951年に、フィンランドで創設されたマリメッコ。
「毎日の暮らしにカラフルな色彩、喜び、そして幸せをもたらすこと」を目指した、花柄など人目をひくデザインで人気。
靴下は目立ちにくいアイテムですが、大胆な色柄は、立派なファッションの一部分として、個性を引き立ててくれます。
まとめ
贈る相手を間違わなければ、プレゼントとしてとても喜ばれる靴下。
上司や年配者など、自分より立場が上の相手に靴下を贈るのは、避けたほうがよいでしょう。
でも、恋人や親しい友人など、人間関係をちゃんと築くことができている人から、ファッションに合わせた靴下を贈られるのは、かなり嬉しいですよ!