大学3年生になってくると、いよいよ就職活動だという気合が入りますよね。
そして現代の流れは昔と違って、本採用の前にインターンという機会ができてきました。
これも、就職活動がどんどん前倒しになっていく流れで企業側が考えた策です。
もともとのインターンシップの位置付けは、会社や仕事を知って貰うことだったのですが、もう企業側も優秀な人材を確保したいので、インターンシップが採用の大きな機会としているところも多くなってきています。
そうなるとインターンシップに行かないと就職できないというような流れになってしまいますが、現状はどうなっているのでしょうか?
今回の記事では、インターンに行かないと就職できないのか?
行かない人の割合、行かない人が内定を獲得するにはどうしたらよいかなどを紹介していきます。
インターン行かないと就職できない!?
結論から先に言うと、インターン行かないと就職できないということはありません!
しかし、インターンにいくと本採用に有利になるのも確かなのです。
インターンに参加することで、特別選考を受けられる、早期選考を受けられることもメリット。
採用側にいる私ですが、たしかにインターンに来る子は積極的な子だと思うし、当社に対する意欲が高いのだと感じますので優位なイメージはもちます。
それに何と言っても大きいのは、本採用前に存在を覚えて貰えるということです。
これは採用云々ではなく早い段階であっているので、本採用の時は知っている人の感覚にはなっているのです。
学生さんにとっても安心材料でもありますし、採用側にとっても良いことなのです。
かといって、それで内定を決めるわけがないのです。
分かりやすく、かつおおげさに理由をお伝えします。
インターンシップに参加しているけど大学の単位はギリギリ、遅刻は多い、書類の誤字脱字が多いのと、インターンシップには来ていないけど、しっかり自分の未来を見据え今やれることを一生懸命取り組み誠実な書類も作れるとなると、後者を選ぶのが採用です。
ちょっと大げさですが、こういうことなので、インターンに行かないと就職できない事はないです。
ただ、インターンに行くと就職に有利になるということはあり得るということですね。
インターンに行かない人の割合は?
年々インターンへ行く人の割合は上がっているのですが、現在はだいたい40%前後行かない人はいます。
そもそも行く人は、
・就職に有利
・企業をしりたい
・仕事内容を知りたい
というメリットを活かすためですよね。
逆に行こうとしない人は
・行かなくても第一志望に受かる自信が最初からある
・学校との両立ができていなくて、今は集中していけない
などの理由が考えられます。
行かないでも全然問題はないのです。
ただ、ガンとした理由がないのであれば行くのがおすすめです。
有利だからというより、仕事や会社のことを肌感覚で味わえるから。
社会に出て仕事をしてみると、実際ギャップって思った以上に大きいんです。
思っていたのと違ったということはかなり多い。
だから企業に良く見せるためではなく、自分自身がその仕事や会社にふさわしいのかを見に行くというつもりで行くのも大切な行動です。
採用側も、学生さんを採用する立場だとは思いますが、【見られている】という感覚をいつも持つようにしています。
だからあなたも、【企業を見てやる!見定めてやる】という気持ちをもっても良いのではないかと個人的には思いますね。
インターンに行かない人が内定を獲得するには!?
インターンに行かない人が内定を獲得するには、
・丁寧かつ漏れなく、わかりやすいエントリーシートを提出すること
・第一次の面接などで欲しい人材だと思えるような印象を残すこと
が重要になってきます。
ようするに、良い印象を短期間で残すということです。
合わせてインターンシップに来た子は、会社のイメージや仕事のイメージが掴めているので答えもいよいよ具体的にできます。
そこに差が出ないように、自分で業界研究や会社研究をしておくことも大切です。
別記事で、就活に関しての重要なポイントと、絶対に知っておくべき事をまとめています。
こちらの記事を参考にして、少しでも有利に就活を進めてくださいね!
まとめ
インターンシップに行かなくても内定はもらえますが、行っていたほうが就職には有利です。
また、会社のこと業界のこと、仕事内容を知れるのでリアルな情報に肌で接することができるので行かないより行ったほうが良い
インターンシップに行かないのであれば、適切なエントリーシートと事前の業界研究、企業研究を熱心にしておくことをしなければ、面接の質問時などに差が見えてしまう恐れがあります。
インターンシップは早期選考、特別選考とも言われます。
企業、学生お互いにとって価値のある場所ですよ。