パンダスミレはスミレ科スミレ族の植物です。
白地にパンダのような模様が入っているのでパンダスミレと呼ばれます。
パンダスミレが好きで植えたいと思っている人は多いです。
しかし、パンダスミレは植えてはいけないとも言われているんです。
そんなパンダスミレですが、植えてはいけない理由として以下3つのことが挙げられます。
- 繁殖力が強すぎる
- 他の植物の栄養を奪う
- 他の植物に日が当たらなくなる
ただ、それでもパンダスミレには長所や素敵な花言葉も多いです。
ここではそんなパンダスミレについて解説していきます!
パンダスミレを植えてはいけない3つの理由!
それぞれ詳しく解説していきます。
繁殖力が強すぎる
パンダスミレですが繁殖力が非常に強い花として知られています。
庭に植えたら根っこがあっという間に広範囲に広がっていきます。
そして水やりも必要なく、雨の水分だけで育つ生命力があります。
また、パンダスミレは多年草であり簡単には枯れることがありません。
それらより安易に庭に植えてしまうと庭がパンダスミレだらけになる可能性があります。
他の植物の栄養を奪う
根が広がりやすく繁殖力が強いというのは、他の植物の栄養を奪ってしまうということです。
つまりパンダスミレを植えることによって他の花が枯れてしまったり、花を咲かせないということがあります。
せっかくのガーデニングなのに一面がパンダスミレだらけになるのは嫌ですよね。
他の植物に日差しが当たらなくなる
パンダスミレですが花に比べて葉が大きいという特徴があります。
そのためパンダスミレが育ってしまうことで、葉に覆い被され他の植物に日差しが当たらないことがあります。
パンダスミレを植えたくなる3つの長所
ただ、パンダスミレですが植えたくなる長所ももちろんあります。
続いてそれらを紹介していきます。
パンダスミレを植えたくなる長所ですが以下のことが挙げられます。
- 可愛い
- 手間がかからない
- 病気に強い
それぞれ紹介していきます。
可愛い
まずパンダスミレですが見た目が非常に可愛い花です。
小ぶりな花が凛として咲くので、それらに趣を感じる人も多いでしょう。
そんな可愛らしい見た目が好きで植えたくなるのは当然ですね。
手間がかからない
パンダスミレですが繁殖力が強いというのは、育つのに手間がかからないということでもあります。
実際パンダスミレを育てるのに特別な知識は必要ありません。
増やしすぎたくない場合には鉢植えに育てれば大丈夫ですし、肥料もあげる必要はありません。
繁殖力が強い分、ガーデニングの中で育てるのは大変ですが、鉢植えで単体で育てる分には初心者にもおすすめです。
病気に強い
パンダスミレですが病気にも強いという特徴があります。
病気が発生することはほとんどなく、稀にツマグロヒョウモンの幼虫による葉の食害があるだけです。
このツマグロヒョウモンは見た目はちょっと怖いですが、毒はないので見つけたら取り除けば大丈夫です。
パンダスミレの花言葉や風水は?
パンダスミレの花言葉ですが、温和、可憐、あなたを思ってやまない
です。
どれもパンダスミレらしい可愛らしい言葉となっていますね。
また風水ですが、パンダスミレについての風水は残念ながらありません。
ただパンダスミレは白地に紫の模様がある花です。
この紫ですが、風水には大きな意味を持っています。
もし観葉植物としてパンダスミレを育てる場合には、風水的には南に置くのが良いです。
風水の中で紫という色は「火」の気を持っているとされています。
エネルギーが強く、運気を呼び寄せる力があります。
その紫の花を「陽」の気が強い南に置くことで、社交性や人気運、知性や芸術力などが上がっていくとされています。
家に花を置くこと自体が風水的にも良いとされているので、ぜひその置き場所も意識してみると良いでしょう。
パンダスミレを上手に育てるポイント
パンダスミレですが初心者にも育てやすく、上手に育てるポイントもほとんどありません。
あえて挙げるならば半日陰で育てて、後は適宜水をあげればOKです。
また耐寒温度としては-3℃ほどとなっています。
なので、冬に氷点下まで行かない地域でしたら心配する必要はないのですが、寒い地域ですとパンダスミレが枯れてしまうことがあります。
その場合は鉢植えだったら室内で育てたり、軒下の寒くない場所に移動をさせるなどして冬を越しましょう。
冬さえ乗り越えれば何年も春に花を咲かせてくれます。
まとめ
パンダスミレは可愛らしい花ですが、繁殖力が強すぎるなどで植えてはいけないと言われることがあります。
ただ逆にそれによって育てやすいとも言える花です。
上手に育てるポイントも少ないので初心者でも育てることができるでしょう。
花言葉や風水的にもパンダスミレは良いので、ぜひうまく育ててみるようにしてくださいね。