子どもの初節句には食事会をする家庭が多いでしょう。
その時に挨拶は欠かせません。
お祝いをもらうことも多い席ですので、その感謝も大切。
となると、どんな挨拶がうまくいくのでしょう。
誰が挨拶をすることが一般的なのでしょう。
初めてのお子さんなら悩んで当然のことですね。
慣れない挨拶はなかなか難しいものです。
おめでたい席で失敗してしまわないように、初節句の挨拶が簡単に上手くいく例文と、コツを把握しておきましょう。
初節句の挨拶が簡単に上手くいく例文6選!
子どもが産まれるといろいろな行事が両親を待っています。
そんな中で、初節句は比較的早い段階で来る「挨拶」の試練です。
親戚や身内だけだから挨拶はいらないだろうというのはNG。
堅苦しい挨拶でなくても、挨拶は欠かすことが出来ません。
初節句の時に必要な挨拶は3つです。
「始まりの挨拶」
「乾杯に挨拶」
「締めの挨拶」
まずはこの3つそれぞれの例文を見てみましょう。
初節句の始まりの挨拶
例文1
「本日はお忙しい中、○〇の初節句にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
どうか今後とも○〇の成長を温かく見守っていただきますよう、お願い致します。
ささやかではございますが、食事をご用意させていただきましたので、どうぞごゆっくりお楽しみください。」
例文2
「本日はお忙しい中、○〇の初節句にお集まり頂きまして、
誠にありがとうございます。
また、沢山のお祝いを頂戴いたしまして、重ねてお礼申し上げます。
気づけば○〇が産まれてもう〇ヶ月となりました。
(ここに子どもが産まれてからの自分の心境の変化や子どもの様子を入れる)
どうか今後とも、○〇の成長を温かく見守ってくださいますようお願い致します。
ささやかですが、食事を用意されて頂きましたので、どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。」
例文3
「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
○〇も無事に初節句を迎えることができ、とてもうれしく思います。
また、沢山のお祝いをいただき、心より厚くお礼申し上げます。
気づけば○〇が産まれてもう〇ヶ月。
いろいろなことがありました。
(ここに子どもが産まれてからの自分の心境の変化や子どもの様子を入れる)
今後とも、○〇の成長を見守っていただければ幸いです。
ささやかではありますが、食事を用意されて頂きましたので、どうぞお楽しみください。
初節句の乾杯の挨拶
例文4
「○〇が健やかに成長しますとともに、皆様のますますのご多幸とご健勝を願いまして、乾杯とさせていただきます。」
初節句の締めの挨拶
例文5
「本日は○〇の初節句にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
皆様にかわいがっていただき○〇も嬉しそうです。
私も妻もまだまだ親として未熟者でありますので、今後ともご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
ありがとうございました。」
例文6
「本日は○〇の初節句においで頂きまして、ありがとうございました。
私と妻も、まだまだ親として未熟者でありますので、今後ともご鞭撻の程よろしくお願いたします。
初節句の挨拶が簡単に上手くいくコツとは!
例文をそのまま読んでしまうと、誰がしても同じでありきたりな文章になってしまいます。
ここで押さえておきたいのが5つのポイントです。
これを理解していれば、少々言葉がくだけても素敵な挨拶になること間違いなしです。
1.感謝の思いを伝える
まずは参加してくれたこと、お祝いをもらっていることを感謝している内容を盛り込みましょう。
言葉で「ありがとうございます」ということが大切です。
そして、子どもが成長する過程での感謝も大切です。
夫婦2人きりで今まで育て上げたわけではないはずです。
そんな感謝も必要ですね。
2.自分の言葉で伝える
あまりに堅苦しいと、例文を読んでいるだけで気持ちは伝わりません。
気持ちを伝えるにはあなたの言葉が一番です。
きっちり例文通りにしなければならないということはありません。
3.子どもの成長を伝える
産まれてから初節句までの成長を伝えるといいですね。
産まれたての頃はこうだったが、今これが出来るとかこうなったとかそんな話があると、ほっこりします。
4.今後のおねがい
子育てはこれからも続きます。
周りの手助けも必要でしょう。
「今後もお手伝いをお願いします。」そんな気持ちを伝えましょう。
5.笑顔で
これが一番大切でしょう。
嬉しい・喜ばしい日なのですから、笑顔を忘れてはいけません。
初節句の挨拶って誰がするの?
初節句のお祝いですから、基本的には両親が主催者となります。
つまり、両親が挨拶をすることが普通でしょう。
多くは父親が挨拶を行います。
しかし慣れない食事会での挨拶は緊張しかありませんよね。
全ての挨拶を1人でするのは意外と難しいものです。
食事会なのに食事が喉を通らないパパも少なくありません。
そうはなりたくないですよね。
始まり、乾杯そして締めの挨拶を父親1人でする家庭もあれば、始まりの挨拶のみ父親が行い、あとは子どもの祖父にあたる方が挨拶をする家庭も多くあります。
もちろん、締めを母親が行ってもいいでしょう。
これなら、少しパパの荷が下りますね。
これは誰がしなければならない!!と、はっきり決まったものはありませんので、あまり気負いをせず、まずは相談することが一番ですよ。
事前に相談して、食事会をスムーズに進めていきたいですね。
まとめ
初節句の挨拶は緊張するでしょう。
挨拶に慣れていない方ならなおさらのことです。
しかし父親だけに任せるのではなく、3つの挨拶を分担することがきるので、みんなで食事会に臨む気持ちで頑張ってください。
挨拶のポイントはなんといっても「感謝」そして「うれしい気持ち」、「笑顔」です。
そのことを忘れなければ、きっと素敵な挨拶になりますよ。