「精密検査が必要です」と初めて言われるとドキっとしますよね。
大きい病院に紹介状かきますので・・・というよく他の人から聞く言葉を聞かされた時、本当に落ち込んでしまいます。
まだ何も確定していないのに、ものすごく不安な気持ちになってしまいます。
それに何かあったとしても、早いうちでよかったと思えることならむしろ良いことなのに、でもなぜだか悪いほうにばかり考えてしまいます。
そんな時にかけてもらえる声というのは、非常に励ましになるものです。
今回の記事では、精密検査の不安な人にかける言葉の家族、上司、友達、恋人など、立場別でご紹介していきますね。
精密検査前の不安な人にかける言葉の家族編!
精密検査前に不安になっている家族にかけるべき言葉を紹介します。
精密検査とは、具体的にこの病気だと決定していない、だけど何か影があるから調べましょう、なにもないかもしれないし・・というあいまいな状態なので、苦しいんですよね。
いっそ病名がはっきりしたほうが励ましもしやすいのですが、あいまいだけに迂闊なことを口走れない状況なんです。
特に本人は気が気でなく、神経が張り詰めている状態になっています。
そんな時、家族は基本的には言葉よりも、本人の話を聞いてあげて心情を受け止めてあげる事が一番大切だと感じます。
家族には一番甘えられて、一番素を見せる事ができると思います。
そんな中であえて声をかけるなら、
『今、結果も出ていないし、何もないわけでもないから辛い時だよね』
『この検査をすることで、早期発見もあり得るわけだしね』
『この検査があなたの気持ちをスッキリさせてくれると思う』
『私は何もないことを信じている』
など、気持ちを代弁してあげて自分が信じていることを伝えてみましょう。
プラスして、何かできることがあるかを聞いてあげるといいかもですね。
素直な人なら、美味しい物を食べると元気になったりしますから。
あまり腫物に触るように接しすぎるのも良くないと思います。
もしかけた言葉で反論して怒ってきたら、何を言っても今は受け入れられない状況だという気持ちを家族だからこそわかってあげてください。
しかも家族だからこそそのような本音で言えているので、本音をいえるだけ感情をだせるだけでも発散できています。
一番近い存在の家族は、言葉でなくても見守り続けてあげてください。
精密検査前の不安な人にかける言葉の上司編!
精密検査前の不安になっている時に上司として掛けてあげられる言葉を紹介します。
上司の前では、本人も気分が滅入っているところなどは、なかなか見せる事はできないと思います。
しかし、もしそわそわしていたり落ち込んでいるなら言葉を掛けてあげると、少し気持ちも落ち着くかもしれませんし励ましになります。
『あまり症状が激しくないのに、精密検査を受けられるのは早期発見につながるよ』
『といっても、検査する前までが不安になるよね』
『今がある意味一番気持ちが落ち着かないかもしれないね』
『もし、仕事が手につかない感じならいつでも言ってくれていいからね』
というように、仕事はどうにでもなるから、何でも相談してのスタンスで伝えてあげましょう。
精密検査前の不安な人にかける言葉の友達編!
友達として精密検査前の不安な人にかける言葉を紹介してみます。
関係の深さにも少し関わってきますが、何でも言いあえる関係なら、
『きっと大丈夫だよ!私も信じているし』
『検査終わったら何しようか?遊園地でも行く?』
というように、希望を持たせてあげましょう。
大丈夫という言葉は実はなかなかかけるのが難しい言葉です。
大丈夫じゃないから検査なんだし。
でも、関係が深くてなんでも言い合えるのであれば、大丈夫という言葉が何よりもの励みにもなります。
そして努めて明るく接しましょう。
友達に腫物に触るようにされるのが、一番辛いことだと思います。
精密検査前の不安な人にかける言葉の恋人編!
恋人だったらどんな言葉が掛けられるでしょうか・・・。
『大丈夫?と聞きたいけど大丈夫なわけないよね』
『なんでもしてほしいこととか言ってね、できることはなんでもするよ』
『不安ならいつでも不安って言ってね。気持ちのはけ口にして』
『精密検査終わったらおいしいもの食べにいこう』
なんでも話して、どんな姿でも見せていいよということを伝えるのと、検査のあとの楽しい約束事を作ってあげましょう。
その約束があるから頑張ろうと思えるような約束をしてあげてください。
精密検査を受けると、今度はその結果が分かるのに時間がかかることがありますよね。
その検査結果が分かる間も不安なものです。
検査結果待ちで不安に思っている人にかける言葉もご紹介してますので、ぜひそちらの記事も参考にして下さい。
検査結果待ちで不安な人にかける言葉を家族と上司や友達別に紹介!
別記事では「手術前の人に対して、どういった言葉をかければ良いか」を色々な立場や状況の人別に詳しく紹介しています。
どんな言葉をかけてあげたら良いかがはっきりと分かりますので、相手の方の状況に合わせた項目を是非チャックしてみてください!
まとめ
精密検査前って、結果も出てなくて一番不安な時かもしれません。
よからぬ想像をして、逆にストレスで体を壊しそう・・。
そんな気持ちを少しでも軽くしてあげられるように、それぞれの立場で最善の声掛けをしてあげられたらいいですね。
辛いのは本人なので、気持ちをわかろうとする努力はできても、わかることはできません。
だから共感が一番大切になってきますね!
あなたの存在が大きな支えです。